【ヒット商品】ネタ出しの会 日本経済新聞の記事「春秋:『シーガイア』とIR」から
2024/05/14
2024.5.12 日本経済新聞の記事「春秋:『シーガイア』とIR」から
海外が遠かった時代の常夏の国は宮崎
コラムの著者が語っているのは、経営破綻したシーガイアのこれまでの経緯とカジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地に擬せられていただけに将来性について語っている。
○30余年の紆余曲折はまるで日本経済
コラムの著者によれば、1967年10月2日京都発のハネムーン専用列車「ことぶき号」が宮崎に初めて乗り入れたと言う。当時、ホームに降り立つ新婚カップル90組を宮崎市長が直々に出迎えた。このころ南国宮崎は観光ブームに湧き立っていた。昭和天皇の5女、貴子さんと島津久永氏夫妻が新婚旅行先として1960年5月に選ばれたからである。
ご当地ソングもつくられ、NHKは朝の連続テレビ小説「たまゆら」(川端康成原作)を放映したと言う。まさに海外が当時遠かった時代、宮崎は常夏の国であった。
その宮崎にシーガイアは復権を願い、第3セクター経営の大型リゾート施設として1993年に開業した。しかしバブル崩壊の影響をもろに受けて経営破綻。米投資会社の手に移り、最後にセガサミーホールディングスが買収した。さらに最近の報道では米投資ファンドに売却されるという。目まぐるしい転変はまるで日本経済のようである。
議論を呼んだIRにも似せたシーガイアであるが、その可能性も消える売却劇である。だが当地は今も美しい海岸があり、開発を免れたクロマツの林は、いまも人の世の思いとは別に常夏の国であることを彷彿とさせている。☀️🌊🌴🍣🐟✈️👝🚗✒️📕🧑⚖️👩👨💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵
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