【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ホンダ・三菱重工、幻の提携?」から
2023/12/16
2023.12.12 日経産業新聞の記事「眼光紙背:ホンダ・三菱重工、幻の提携?」から
型式証明(TC)取得の明暗
コラムの著者に自身の著作を読んだという若者から連絡を受けた。卒業研究の題材に国産航空機を選び、面白い仮説を立てて、コラムの著者は感心したという。さて、その仮説とは?
○フィクションではあるが見事な発想
その仮説は、「もし三菱重工業がホンダと提携していたら国産旅客機の開発を成功させられたか」というもの。確かに同じ航空機といっても超小型のビジネス機であるホンダジェットと、三菱のリージョナル機では大きさも大きく違い、単純比較などできない。しかも、三菱重工業は100年の伝統を持つ空の名門である。全く門外漢であったホンダに教えを乞うという発想は皆無であろう。
だが、両者に共通する課題は航空機のTC取得である。ホンダは10年近くかけて米当局からTCを取得し、ホンダジェットの商用運航を実現した。一方、三菱重工業はこれに失敗した。
このような共通課題と大きな違いをここでは一旦忘れて、この仮説を考えてみると実に興味深いとコラムの著者は感心している。
歴史は覆せないが、タイミング的にホンダがTCを取得した2015年に三菱重工業は初飛行を終えて、これからTC取得の作業を本格化する時期であったという。ここで「先輩」となったホンダに真摯に学んでいれば結果は変わったかもしれない。
連絡をしてきた若者をホンダOBに紹介して、仮説をぶつけてもらった。詳細は不問だが、OBも実に感心していたという。この若者、将来は飛行機に携わりたいとのこと。少し明るい未来が見えた。✈️📉🛒👝👦👧🧑🦯👩🦯⚡️👚👔🧤💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸
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