【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:人生100年、多段階選択に」から
2023/08/04
2023.8.2 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:人生100年、多段階選択に」から
現実での健康と仮想での引退後無為に過ごさないために
コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)が注目しているのは、少子高齢化で人生は100歳と言われる昨今、教育・仕事・引退の3段階だった人生がより多段階となっていることからその生き方のヒントを与えている。
○教育・仕事・引退の3段階であったのは一昔前
山﨑教授によれば、学校教育を受け、卒業して就職、定年で引退する3段階が少子高齢化がクローズアップされる以前の人生であったという。入社後の教育、年功序列の処遇、一斉定年で進んだ。ところがこの半世紀で人生100年といわれる未曾有の寿命の延長である。少子化で労働力は低下し、企業の定年も伸び続けている。
3段階以降の4段階、5段階以後の生き方も問われる時代となった。人生を年齢で区切る還暦・喜寿・米寿などもあるが、次の人生は誰でもなく自分で人生の段階の内容を選択しなければならない。最初の3段階までは面倒を見てくれる学校や企業などの組織があった。しかし、今や4段階以降はそのような組織はないから自分で道を切り開かねばばらない。
だが選択肢の範囲も広い。現実空間と仮想空間で考えると、現実空間では、まず健康を維持することが必須条件となろう。幸い日本国は医療先進国の1つで完備した健康保険体制があり、最低限度の保証がある。現実空間での存在が確保されたら仮想空間である。現実に左右されず、引退後の人生の後半を無為に過ごさないためにも人生の目標を定める必要があろう。そこには条件も束縛もない。趣味を伸ばすのも良し、道を極めるのも良い。社会に貢献することも素晴らしい。これまでと全く違う目標でも良い。どのようなことであれ、人生後半の目標が見つかれば幸福であろう。さらに一緒に喜怒哀楽を共有する仲間がいれば最高である。🦶🎓🔍✏️📖💡💡👦👧🧑🦯👩🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🇯🇵
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