【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:エンジニアのEV挑戦」から
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:SVB破綻からの教訓」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:顧客よりまず投資の危うさ」から

2023.5.10  日経産業新聞の記事「眼光紙背:顧客よりまず投資の危うさ」から

かつての液晶パネル工場の失敗を繰り返すのか?

コラムの著者は、最先端半導体の日本国際を狙い有力企業や経済産業省も出資しているラピダスの工場建設を考察し、海外との差異とリスクについて語っている。

○発注企業があっての投資

コラムの著者は、ラピダスの工場建設が北海道で始まったという。投資額は研究開発から生産ラインまで2027年までに3兆円、今後10年間では総額10兆円と言われ、トヨタ自動車、ソニーグループなど有力企業が株主である。問題なのは経済産業省はここまでに合計3300億円の「税金による支援」を行なっている。そこには半導体強国再生の鉄壁の布陣を敷いたという。だが、コラムの著者が指摘するように線間2ナノメートルの最先端半導体の顧客が日本国内にいるのかという根本的な疑問がある。

同様なプロジェクトに米国で台湾のTSMCや韓国のサムスン電子が巨額投資を進めているが、アップルやクアルコム、NVIDIA、AMDといった発注企業が明確で、ライン建設の途中から予約受注で、生産能力が埋まる。つまり顧客がいて、それに供給するための投資というわけで順当な話である。ところが、ラピダスの顧客は、自動運転関連企業には期待があるが、スマートフォン、サーバー、ウエアラブル機器などの電子機器はほとんどが国外で、国内勢はゲーム機関連と需要は浅いという。つまり例え、最先端半導体の開発に成功しても生産能力を大きく下回る販売量しか期待できず、採算は取れないことになる。かつての液晶パネル事業で当時世界トップであったが、2位以下を振り切ろうと進めたが生産能力に見合った顧客が現れず頓挫した。孫氏曰く、「勝兵は先ず勝ちてのちに戦いを求め、敗兵は先ず戦いて後に勝ちを求む」(戦略の本質は、「実際の戦いの前に」勝てる態勢と状況を作っておくこと、そしてそうした事前準備をした上でタイミングを見て実際の戦いを始めること、その二点にある)という諺通りの失策にならないか、危惧するものである。🖥️⛪️📉📈💡🗼💰💴💵📉📈👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢🎓👔⏰🔧💻📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸🇹🇼

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)