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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:対話型AI、問い方、問われる時代に」から 

2023.3.24  日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:対話型AI、問い方、問われる時代に」から

人間はAIに対して質問を重ね、その回答に新しいテーマを発見すること

 コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)によれば、前回のコラムでも話題のChatGPTに対する人側の考えについて考察している。

◯「答えの氾濫が」が起こり「問いの衰退」が進む

 今までは図書館で調べたことを手元で検索できる時代であった。そして生成(対話)AIの登場で、専門家集団に相談できるのと似た環境が手に入った。関沢氏によれば、世の中の「答えの量」は対話型AIの出現で一気に増大している。これに対応する「問いの量」も増えた。しかし、利用者の大方は、ともかくも聞いてみようという姿勢ではないだろうか。

この対話型AIが普及すると、「答えの氾濫」が起こり、「問いの衰退」が起こるのではないかという。もちろん、「問いの立て方」が斬新でないと、答えは常識の範囲にとどまる。

関沢氏が大学院で教鞭をとった経験から、

  • 問題設定が曖昧な大学院生は、最後まで論文の構成に悩む。
  • ありきたりな問いで出発した論文は、苦労の末、先行研究のまとめとなってしまうことが多い。
  • 問いの立て方に独創性があれば完成した論文は高い質となる

という。AIが繰り返し出してくる答えは今後、技術の進歩とともに改善されるだろう。だが、人間が新しい問いをどこまで出せるのか?

このような対話型AIでも、人間の問いを磨いていく相談相手として役立つだろうと関沢氏は示唆している。人間側は、質問を重ねながら、AIの答えに新しいテーマを発見することだろう。💭💬📖🖋🏫🎩📕👩✋⛑🕠💪🏃‍♀️📺📶💺💻🏠👧👩😷🦠❤️🌍happy01🌎🇯🇵

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