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2023.2.22  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:国産ジェット撤退に何を学ぶか」から

ダイヤモンド・プリンセスでも1千万個以上だがジェット機には及ばない規模

先のコラムに続き、三菱重工業が「三菱スペースジェット(MSJ、旧MRJ)」の事業から撤退を表明したことについて、コラムの著者 円山重直氏(八戸工業高等専門学校長)は、日本の職人芸的な部品や中小規模部品によるシステムと欧米の巨大システムの得意分野の違いがあったのでは無いかと考察している。

◯巨大システムは異なった仕組みで構築しなければならない

 円山氏によれば、今回の撤退の裏に、100万個以上の部品からなる巨大システムの構築が国産として不得手であることが関係しているのでは無いかと推測している。かねてより、円山氏は日本の得意とする職人芸や個人のスキルを活かしたものづくりとは別次元の仕組みが求められる。三菱重工業は1000万個以上の部品からなる豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」などを建造した実績はあるが、大型客船の事業から16年に撤退している。

もの作り大国と自負した日本だが、せいぜい3万個の部品からなる自動車や数百個の部品からなる家電での成功に過ぎなかった。さらに日本人は昔から少ない部品で構成される工芸品や工作機械などを製造することには素晴らしい才能を発揮してきた。しかし、航空機のような巨大なシステムの扱いは得意では無いのではないか。

円山氏は日本のものづくりの技術が世界に通用しないとは言っていない。現にここの部品や部材の製造技術は世界トップクラスである。航空機の部品製造も同様である。しかし、最先端の半導体や航空機は日本独自で進めるには複雑で部品や素子数が桁違いに大きく、もはや職人芸や個人技では手の届かないところにある。得意とする領域に集中投資し、巨大システムはその設計やノウハウを持つ国と連携するのが現実的な解かもしれない。🛳🛬📊⚡️💡😷🌍🤖💻🧠🍞🎓✏️🏙🌾🍓😅🏃‍♀️🏠😷🦠❄️🍅📖🔎⚡🌍happy01🇯🇵

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