【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:時価総額ランキング」から
2022/06/09
2022.6.6 日経産業新聞の記事「SmartTimes:時価総額ランキング」から
戦争をしないと決めて経済大国になった日本は今どうすべきか
コラムの著者 榊原 健太郎氏(サムライインキュベート代表取締役)は、世界時価総額ランキングがVCとして気になるところでもあるし、その推移を追うと日本経済の今後も見えるのではないかと考察している。
○ 30年前に時価総額ランキングは?
榊原氏によれば、30年ほどのランキングでは日本企業が7割を占めていたという。日本企業が世界の経済を牽引していた。しかし、現状は、トヨタ自動車の一社のみであるという。事業領域も金融セクターがトップであったが、今は、ICTや通信系が最も多いという。
では、30年前に日本で何があったのか。
1989年、日経平均株価は3万8915円(終値)と史上最高値を記録し、日本は好景気バブルの真っ只中であったという。金融企業が最も多かったのもうなづける。その10年前に米国で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が出版されていた。榊原氏は、以下のような出来事が日本経済にも影響を与えたのではないかと推察している。
- ソビエト連邦でゴルバチョフ政権発足技の起きた「ペレストロイカ」の真っ只中。アフガニスタン侵攻も水面下で動いていた。
- 冷戦の象徴「ベルリンの壁」の崩壊
- マルタ会談で独ソの44年間の冷戦が集結
- 中国では学生や市民による民主化運動を弾圧した第二次天安門事件の発生
- 米国では住宅金融に破綻の兆しで信用問題が発展。国内経済は低迷し、失業の増大や記録的な財政赤字につながりつつあった
このような状況で日本は戦争を放棄し、経済大国へと発展してきた。
今、世界ではロシアによるウクライナ戦争が起き、世界戦争の気配も立ち始めている。ここで、日本は戦争を継続的に放棄した国として経済成長をすべき時だという。再度「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として登場すべきときかもしれない。👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸🇷🇺🇨🇳🇺🇦
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