【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:デジタル企業の心のケア」から
2022/04/24
2022..4.19 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:デジタル企業の心のケア」から
メンタルヘルスの取り組みを支援する企業はROIが上がる
コラムの著者 ロッシェル・カップ氏(ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長)がシリコンバレーの企業でユニークな社員特典があるが、メンタルヘルスのサポートについて触れている。
○ハイテク企業の厳しい仕事、短納期はさまざまなストレスを従業員に与える
カップ氏によれば、シリコンバレーの企業の社員特典には、
- グルメ料理
- オフィスで受けられるマッサージ
- ペットの犬と出勤許可
などがあるが、最近はメンタルヘルスのサービスが出てきたという。
カップ氏は、メンタルヘルスサービスを提供する企業の中で、サンフランシスコに本社を置くモダンヘルス社と似たようなサービスを行なっているリラ社を紹介している。これらの企業は、ニーズに応じてデジタルプログラム、グループ学習、1対1のセラピーやコーチングを組み合わせたプランを個人に提供する。従業員は、サービスを受けるために会社にお金を支払う必要はなく、会社が支払う。モダンヘルス社の顧客は、ピクサー、エレクトロニック・アーツ、ドロップボックス、ユーデニーなどがある。リラ社の顧客は、グーグル、ジェネンテック、ズームなどがある。
シリコンバレーの企業がこのようなメンタルヘルス関連のリソースを従業員に提供することに熱心であるのは理由があるという。技術系の専門職の51%が精神疾患を患っていることが理由だという。ハイテク企業の厳しい仕事、短納期はさまざまなストレスを従業員に与えることから発症要因である。そこで、ハイテク企業ではその改善によって従業員の生産性をあげ、従業員の定着を考え、さらに、デロイトの調査によると、支援によってROIが平均4.1という高い投資資産利益率を上げることになったという。🔧💰🏦👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇺🇸🇯🇵
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