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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:クリティカルシンキング」から

2021.9.10   日経産業新聞の記事「SmartTimes:クリティカルシンキング」から

ビジネスの本質は「人や社会の問題解決」

コラムの著者 吉井 信隆氏(インターウォーズ社長)は、起業家に向かってVCの立場から「君はどうしてその事業をやりたいのか」という問いを通じて、事業を通じて社会課題の解決や変革を目指しているのかを確認してきたという。

○クリティカルシンキング(本当にこれで良いのか)でビジネスモデルを磨く

 吉井氏によると、多くの起業家はこの問いにドキッとするという。現場を徹底的に見ず、うわべの情報や現象面だけで「これをやれば儲かる」と考えたビジネスプランには世界観や、人や社会にどう寄り添うかといった思想が欠如しているという。

起業は「すでに起こっている事実から不可逆な変化」や「これからの時代に大きな影響を持つにもかかわらず、まだ顕在化していない変化を知覚し分析する」ことだと、吉井氏は考えている。

さらに30年間のインキュベーターとしての経験からビジネスの本質は「人や社会の問題解決」にあるとの考えに至ったという。さらにコロナ禍で多くの変化の中で企業の存在意義が「自分たちは何者なのか」を立ち止まって考える機会となったという。温暖化問題をはじめとする地球レベルの問題が増大し、企業の役割である社会課題の解決がビジネスの主軸になってきているという。

ここ数年国内のVB投資額は小粒で、海外投資家の日本株離れが進んできているのは、国内をフィールドにしているスタートアップが多いからだという。2022年4月、東京証券取引所の市場区分が変わる。アフターコロナで米国や欧州のスタートアップは、脱炭素やデジタル分野で世界を見据えたユニコーン企業がどんどん生まれてきている。国内だけでなく社会課題を解決するグローバルな視座で果敢に世界に挑戦してほしいと、吉井氏は願っている。📖💼💴🩺👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵

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