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2021.9.3  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『X』の力引き出してこそのCEO」から

出世競争の勝者が君臨した20世紀の社長とは違う

コラムの著者は、ソニーグループの前社長平井一夫氏についてその復活とCEOの役割について述べている。

○組織のゴールとプロセスを決め、実行できるチームを作り責任を撮ることがCEOの役目

 コラムの著者によれば、4年連続の最終赤字であったソニーグループを復活に導いた平井氏について音楽やゲームといった「傍流」出身でありながら実力でグループを率いてきたという。帰国子女で英語がネイティブ並みで前任のハワード・ストリンガー氏の覚えがあるというやっかみか、「あの人は何もやってはいない」という批判もあった。確かに実行部隊は、現社長の吉田憲一氏らであったことは平井氏自身もその著書で述べているという。

ならば、経営の本質は何であろうか。確かにCEOの役割はいろいろあるが、「組織のゴールとプロセスを定めて、その実現できるチームを作ることと最終的に責任をとることと、コラムの著者は述べている。平井氏が実行役として指名した吉田氏がその役目をこなし、互いの役割を全うしたことから結果として最終利益が2021年3月期に初めて1兆円を超えたのだという。

つまり、CEOは CXOの「X」を探索し、そこから力を引き出す役割と言える。一時代前の出世競争の勝者が社長という役割とは全く違う。📉📈📺🎥🖋🔑🚕🚗🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵

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