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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:質問で掘り下げる力」から

2021.8.30  日経産業新聞の記事「眼光紙背:質問で掘り下げる力」から

「なぜ」を繰り返すことで認識が深まり想定外のリスクを避ける

コラムの著者は、新型コロナウイルスの拡大防止策で首相や官房長官の記者会見での質問が歯痒いと語っている。

○一問一答で満足しない

 コラムの著者によれば、歯痒さの原因は記者の質問に正面から受け止めて答えず、次の記者の質問にうつるからだという。ただ、コラムの著者も記者としての過去の体験で、単独インタビューにもかかわらず、相手の答えは意図してはぐらかされたと、後で気づき「後の祭り」であった苦い経験があったという。

コラムの著者は、先輩記者が経営トップとのインタビューを行い、そこに同席した時に感心したことがあるという。質問に社長が答えても満足せず、「でも社長…」と反論のような質問を返すという。それに社長が答えると、さらに「でも社長…」とまた質問。これが延々と続き、社長と渡り合う知識の豊富さに驚いたという。

形式的な一問一答をよしとせず、問う側が納得するまで「なぜ」を繰り返し、答える側が真剣に応じる。多少大変だが、こうすることで物事の本質に迫れるという。

自問自答も同じで、「なぜ新製品を開発、販売するのか」といった問いにいくつもの回答があれば、認識が深まり、「想定外」のリスクを減らすことができる。📉📈📺🎥🖋🔑🚕🚗🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵

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