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2021.6.3   日経産業新聞の記事「SmartTimes:『PoC止まりの壁』を考える」から

対価を払う顧客の本音に応えているか

 PoC(Proof of Concept)、概念実証がICT関係者ではうまくいかず、「PoC止まりの壁」と呼ばれている。コラムの栄籐 稔氏(大阪大学教授)は、その要因について考察している。

○製品仮説と顧客仮説を曖昧にしない

 栄籐教授によれば、新たなサービス(製品)を開発する場合、

  • それが技術的に可能か(製品仮説)
  • それに顧客がいて事業化可能か(顧客仮説)

を確かめる検証作業をPoCという。検証作業で終わって事業家に進めないためにPoC止まりの壁があり、多くのプロジェクトが失敗するからだという。栄籐教授はここで架空の新製品プロジェクトを設定して、製品仮説と顧客仮説の検証で陥りやいポイントを示している。

まず製品仮説では、

  • 目標とする性能
  • 価格指標
  • 成功・不成功の判断基準

が明確かどうかが前提であるという。突き詰めれば、その製品(サービス)が必要な理由は何かが明確であるかにある。

次に顧客仮説では、

  • 我々は顧客の本当の正直な意見を知っているか
  • それを調査する際に、実際に対価を支払ってまで製品(サービス)を受け取る真意がわかるか

ということになる。製品仮説も技術が実現するはずといった空想であったり、顧客仮説では、実験おために集めたアルバイトでは実証にならないことは明白であろう。つまり、PoC止まりの壁を超えるには多くの方法があるだろうが、第一は「誰がなぜこの商品を必要とするのか」を突き詰めることだと、栄籐教授は示唆している。🧱📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵

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