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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:はやぶさのリード、いかす予算を」から

2021.5.25  日経産業新聞の記事「眼光紙背:はやぶさのリード、いかす予算を」から

月周回衛星「かぐや」の後継の頓挫

米国版「はやぶさ」と呼ばれるオシリス・レックスが小惑星ベンヌを出発し、地球の帰還都に着いた。コラムの著者は、日本が世界にリードしてきた小惑星探査も米国や中国、インドなどの追撃で予算不足で頓挫した「かぐや」と同様にならないか危惧している。

○米国版「はやぶさ」と呼ばれるオシリス・レックスの追い上げ

 コラムの著者よれば、ベンヌは2023年9月に地球に帰還する予定で、持ち帰った小惑星のサンプルは、日本の「はやぶさ2」と同様に太陽系の歴史や生命の起源の研究に役立てられるという。

日本が世界でリードする小惑星探査で米国など諸外国も追撃が急であると言う。米国は今回のオシリス・レックスの研究開発費として約1000億円と、はやぶさ2の3倍もの予算を投じたと言う。宇宙開発では世界をリードする米国が他の後追い探査にこれだけの予算を投じるのは小惑星探査が非常に重要であるとの認識から来ているようだ。

ところが、はやぶさ2の後継プロジェクトの予算化が難航しているという。だが打ち上げが遅れると米国のみならず中国やインドも凌ぎを競って来ている。かつて、月周回衛星「かぐや」で大きな成果を上げながら後継プロジェクトが予算の獲得ができず、中国やインドに追い越された苦い経験がある。日本政府は宇宙事業育成を謳うのであれば、基礎となる小惑星探査の予算確保に努めるべきだとコラムの著者は訴えている。💴😷🦠🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵🇺🇸🇨🇳🇮🇳

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