【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:見過ごされがちな変化、ニーズと乖離、敏感に」から 
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:社内起業家の壁取っ払う」から

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:もうからない特急」から

2021.1.25   日経産業新聞の記事「眼光紙背:もうからない特急」から

激戦の大阪ー京都間の鉄道事業

コラムの著者は、京阪神でもっとも鉄道事業が厳しい大阪ー京都間で京阪電気鉄道について、その事業戦略に触れている。

○できない理由よりできるように考える

 コラムの著者によれば、大阪ー京都間を結ぶ鉄道は、淀川を挟んで京阪電気鉄道と阪急電鉄、JR西日本が並走する、激しい3社競合で有名であるという。

この競合を乗り切るために、京阪は1950年に特急の運行を開始し、1954年からテレビ付きの特急(2013年運行終了)を走らせた。1998年には全特急に2階建車両を連結した。さらに他の地域からは驚かれるのが、特急料金を徴収しないこと。しかし、2017年に京阪は初の有料特急「プレミアムカー」を投入した。豪華な仕様で各編成に1両だけ連結、座席指定で400〜五百円の別料金をとる。当初、京阪の幹部は消極的であった。その理由として、

  • 既存の8両編成から1両だけを外して順に改造するために、一時的に7両編成となり輸送力が落ちる
  • 改造費用は6両で12億円になるが、1両が40座席で収益は期待できない

であった。だが、これに対して当時の加藤好文社長(現会長)は、「できない理由をあげず、やれるように考えろ」と発破をかけ、トップダウンで実現させた。さらに今年20日に改造ではなく、新造のプレミアムカーを導入し公開した。総投資額は17億円。今回も利益を度外しているが、「もうからない特急」はコロナ禍への反抗宣言のようだとコラムの著者は述べている。🚅🚆💻📶🦠😷📷👜⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵

コメント

コメントの確認

コメントのプレビュー

プレビュー中です。コメントはまだ投稿されていません。

処理中...
コメントを投稿できませんでした。エラー:
コメントを投稿しました。コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。 さらにコメントを投稿する

入力された文字と数字は画像と一致していません。再度入力してください。

最後に、下の画像の中に見える文字と数字を入力してください。これはプログラムを使ってコメントを自動的に投稿するのを防ぐために行われています。

画像を読み取れない場合は 別の画像を表示してください。

処理中...

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認してから表示されます。

アカウント情報

(名前は必須です。メールアドレスは公開されません。)