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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「WAVE:グーグルペイの衝撃」から

2020.12.10   日経産業新聞の記事「WAVE:グーグルペイの衝撃」から

家族でも気軽にお金の話ができるサービスが生き残る戦略

 コラムの著者 瀧 俊雄氏(マネーフォワード取締役兼Fintech研究所長)は、Googleが11月18日に発表したグーグルペイの意義について考察している。

◯私たちの行動変容を起こすことで生き残るGoogle

 同社の新戦略は、グーグルペイを用いて支出履歴を使った家計簿の提供や銀行口座の提供だという。これが瀧氏によれば画期的なものになるという。つまり、単なる決済機能であれば競合他社での機能性能の優劣だけで革新的ではない。だが、例えば家計簿の提供では、これまで貯金ができなかった人が積立投資を始めたり、不安でお金を溜め込んでいるだけであった人が有益な自己投資に着目するような、我々の行動自体を変えることだという。行動変容は、家族でフランクにお金の話ができるようなことを産む可能性があるという。

グーグルペイは、スマートフォンとブラウザという、人間の目・耳・声をすでに同社は手に入れており、そこに支払い能力を置くことになる。つまり、この技術によって、生活からビジネス、社会活動の全てを手に入れることができるわけである。さらに米国で問題になっている銀行口座の維持手数料、当座口座への貸し越し手数料などの煩わしさからも解放される。銀行にとってもこれまでにない顧客との接点が生まれることになる。👛💰📶💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸

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