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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:礼儀と品格のある社会に」から

2020.11.17  日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:礼儀と品格のある社会に」から

世界の手本となる米大統領に期待

 コラムの著者 伊佐山 元氏(WiL共同創業者兼CEO)は、米大統領選挙後のバイデン・ハリス体制に期待と希望を国民が持っているという。そこには現大統領の執務態度があるという。

○分断から統合への困難な課題

 2021年1月の就任までにいくつかの波乱や混乱が待っているだろうし、バイデン氏、ハリス氏の欠点も顕在化する可能性もあるが、現大統領の執務態度が根本的な礼節を欠いた行動からどう礼儀と品格のある態度に大人ならず子供たちがこれを毎日見聞きすることに恐ろしさを感じると、伊佐山氏は語っている。

大言壮語はまだしも、毎日テレビやTwitterで流れる嘘と妄想の発言の繰り返し、女性差別や黒人差別を助長するような態度と言動は大国の現大統領とは思えない。さらに公私混同のビジネスやゴルフでのインチキ。果ては環境問題は存在しないし、新型コロナウイルスの感染拡大も陰謀だと片付けている。

問題は次世代をになう子供たちに礼儀や品格をもつ教育ができにくいことである。いくら親や教師が言い聞かせ、社会全体が理想を掲げても、その国のトップが真逆を実践しては説得力はない。

今回の米大統領選挙戦の結果をみても、国内の持てるものと持たざるものの分断が見え、さらに、両沿岸部のインテリ層と田舎の庶民層、テクノロジーを使いこなすものとテクノロジーに仕えるものの深刻な分断も顕在化した。新大統領政権が分断ではなく統合と叫んでも、この問題は簡単に解けるものではない。それには国家元首として社会に礼儀と品格を取り戻すことから始めねばならない。人が人を信用し、協力し、感謝の気持ちを忘れない社会がなくては、環境対策も新型コロナウイルス対策、教育改革も実を結ばないだろう。🛠📰🚗🚘💰💴📖✈️😷💺💻⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡🔎🦠🇯🇵🇺🇸

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