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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「横山斉理の目:成長する2次流通市場、モノづくりに影響」から 

2020.7.17  日経産業新聞の記事「横山斉理の目:成長する2次流通市場、モノづくりに影響」から

メーカーの前提条件を崩す2次流通の普及

 コラムの著者 横山 斉理氏(法政大学経営学部教授)は、前回の価格変動の解説に続いて、ECの発達による2次流通の展開が、メーカーや小売に与える影響について述べている。

○2次流通が消費者の購買行動に影響を与えている

  横山教授は、前回のマスクの価格が需給の関係性で説明できたが、マスクが品薄状態になる原因の1つである2次流通(転売など)について述べている。

2次流通は転売の他に自動車や書籍、リサイクル品などの中古市場が昔から存在している。ただ、近年インターネットで売り手と買い手が簡単にやりとりができるプラットフォームが提供されるようになると、消費者間での売り買いが盛んになっている。プラットフォームへの価値は利用者数に比例して高くなる。この過程で、既存の2次流通市場も活性化し、これまであまり2次流通の対象にならなかったモノも登場してきている。コロナ禍でのマスクがその例である。未使用のまま転売することを想定して商品を購入することは、もはや消費者ではなく商業者であろう。使用しない人は転売で利益を得る商業者の活動そのものである。つまりプラットフォームの整備でより2次流通市場が発達し、一般の消費者も簡単に商業者になれることを意味している。

問題は、これまでの多くの製品は消費者に使用してもらうことを前提に製造されてきた。しかし、2次流通まで想定すると、消費者に購入・使用された製品は再び別の消費者に販売され使用されることになる。つまり、消費者も2次流通での価格を念頭に購入することになり、高価で高機能のものを選ぶことになる。このことは製造業、メーカーの前提条件を崩すことになる。¥😷🎁🎓🏪🚚📦💡⚡🌍happy01🏪🇯🇵

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