【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:固定費かけず幸福追求」から
2020/06/29
2020.6.24 日経産業新聞の記事「SmartTimes:固定費かけず幸福追求」から
ミニマル経営で協業を楽しむ時代の先駆け
コラムの著者久米 信行氏(iU情報経営イノベーション専門職大学教授)は、講演会を依頼した土倉康平氏の働き方改革を超えた生き方について語っている。
◯上場企業の役員を辞めて42歳で起業した理由
久米氏が、起業した土倉氏を最初は新事業で株式公開を目指す人と思っていたが、全く的外れであったという。土倉氏が目指したのは、一言で言えば、「何にも縛られず好きなことだけを好きなようにして楽しく生きる」ための起業だという。
土倉さんは、素晴らしいキャリアを捨ててまでなぜ起業したのか。実は、多くマネジメントに追われ、日々200人もの部下の評価と育成に忙殺され、自分を磨く時間が取れなかったという。これでは自分も成長しない。そこで、ごく少人数でマーケティング支援会社を起業した。
オフィスは自宅であるが、スタートアップだからではなく、ミニマル経営形態にこそ目指す究極の姿だという。オンラインコミュニティーと共に協業しながら、好きなことを広げる。最適で最強なプロジェクトチームが組まれてすぐに対応する。各メンバーとは無料のクラウドサービスを使いながら、リモートワークで仕事を進めていくという。オフィスも社員システムも不要で「持たざる経営」で固定費はかけない。今回のコロナ禍や自然災害に強い。リストラやコストカットもしなくて良い。さらに、久米氏が感心したのは、土倉氏の生き方だという。同社の社是は「価値と人を繋ぎ、世界中を『してみたい』でいっぱいにする」ことである。仕事も好きな仕事に絞り、勤務時間で家族を犠牲にしない。まさに自己実現のための起業である。☕️💺💺💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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