【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:コロナで変わる職場意識」から
2020/06/17
2020.6.16 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:コロナで変わる職場意識」から
働く場所であるオフィスという文化は消えるか?
コラムの著者 フィル・キーズ氏(米インタートラストテクノロジーズ マネージャー)は、新型コロナウイルス対策で自宅待機の命令がシリコンバレー周辺に出された3月中旬から約3ヶ月となり、そこでの「異常」について語っている。
◯交通の便が悪く生活費が高いシリコンバレーから引越し
フィル・キーズ氏によると、外出禁止でリモートワークは慣れてきたシリコンバレーの住民だが、これまでにない「異常」現象があるという。例えば、教会で市民に食糧を配って儲けようとする業者が出てきたり、道路を走る車が減ったことで、時速160キロメートルを超えるスピード違反の件数も増えているという。
テクノロジー業界も同じような異常現象があるという。すでにシリコンバレーでは、ドットコム・バブル以降、在宅勤務が常態化しており、数日の在宅勤務を許したり、専門領域のスキルを持つ人材は、勤務地から遠方の自宅での勤務を認めてきた。幸い、ニューヨークで猛威をふるった新型コロナウイルスよりもシリコンバレーでは影響は軽かった。そこで、危機が緩和されたことに伴って、グーグルやアップルは社員を徐々に戻し始めた。一方、Twitterは、社員の在宅勤務を永久に許すとした。新型コロナウイルスも最適なワクチンが開発されない限り、オフィスに戻るのは難しいことから、「働く場所はオフィス」と考える文化は消えるのではないかとも言われているという。つまり、生活費も高く、交通の便も悪いシリコンバレーに住むメリットがなく引越しするのだという。不動産業も厳しくなる可能性もある。ただ、グーグルなどは新キャンパスをサンノゼ市に建設するというから、その影響ははっきりしない。新型コロナウイルスのもたらした新しいオフィスの考え方は、収束しても変わらない可能性をフィル・キーズ氏は示唆している。😷🦠💺💻🛠⚓️💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸
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