【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『ニューノーマル』と危機の種」から
2020/05/07
2020.4.30 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『ニューノーマル』と危機の種」から
大型の経済対策が債務危機を招く?!
コラムの著者が新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済が落ち込むのは目に見えているが、コロナ禍後の経済がどうなるかの議論がで始めていると語っている。
◯V字回復ならずL字低迷
経済的なショックは、2008年のリーマンショックであるが、当時も同様の議論が起こったという。結果として、V字回復ではなく、L字低迷に止まった。その際に起こったパラダイムシフトで、価値基準が変わり「ニューノーマル」という概念が定着したという。
義尊は、リーマンショックと異なり、経済金融システムは問題なく動作しており、感染拡大が一巡すれば、V字回復するといった考え方と、ワクチンが使えるようになるにも1年以上かかり、国民の過半数が抗体を持つまで安心して経済活動に入れるのは1年以上かかることになる。つまり、経済再開の基調になるのは来年以降になる公算がが大きい。その間の国民所得、家計所得は減少する。これらの所得に対して今の経済システムは過剰であろう。
自粛経済が長引くと、人の消費活動、働き方もかわり、企業も元の経営には戻せなくなる。つまり、「ニューノーマル」が形作られていく。しかも、所得移転型で付加価値を生み出しにくい大型経済対策は債務だけを増やすことになる。リーマンショックの時に、当時の中国政府は4兆元の経済対策を行ったが、後に残ったのは債務だけであった。今回の世界的な経済対策は巨大債務の種を世界にばらまいたことになる。📉📈😷💻📺🏢💴📊😷🔎⚡️🌍♿️👦👧🚹🚻🚺🦠🚛
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