【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:電子辞書の取説、スマホ閲覧・操作しやすく」から
2019/12/20
2019.12.18 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:電子辞書の取説、スマホ閲覧・操作しやすく」から
アニュアル・オブ・ザ・イヤーを受賞したカシオ計算機のウェブ取説
コラムの著者 高橋 慈子氏(テクニカルライター)が取り上げたのは、10月9日にジャパンマニュアルアワードでマニュアル・オブ・ザ・イヤーを受賞した同社の電子辞書XD-SRシリーズのウェブ取扱説明書である。
◯利用者や行動を丁寧に分析し、UX(ユーザー体験)をあげる
利用者の情報の使い方の変化に合わせて取扱説明書の提供方法が変わってきていると、高橋氏は指摘している。今回カシオ計算機の電子辞書を事例に述べている。
- 利用者イメージ:受験や勉強に使う学生が中心。だが、幅広く知識を学びたいというシニア層も多い。
- 利用者の日常:年齢によらず、日常の情報はスマートフォンから得ている
- 紙の取扱説明書の欠点:学生は日常持ち歩かない。シニアは文字が小さく見にくい
といったことからスマホで使用情報が得られるようにQRコードなどを付与し、リンク先には動画や音声を用意して、利用方法や音声にテロップをいれて高齢者や障害をもつ人にもわかるように配慮しているという。このように利用者や行動を丁寧に分析し、欲しい情報を適切に提供するしくみを取り入れている。この取り組みが評価されて同製品のウェブ取扱説明書が受賞した。📱🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍🇯🇵
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