【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:埋没価値の発掘、未来の浮力に注視」から
2019/11/14
2019.11.8 日経産業新聞の記事「「関沢英彦の目:埋没価値の発掘、未来の浮力に注視」から
これまでの埋没費用からの脱却
コラムの著者 関沢 英彦氏(発想コンサルタント)は、事業のためにかかった費用のうち、途中放棄で失い回収できないコストを埋没費用というが、未来に対する今は見出せない埋没価値を発掘して新規事業の元にしてはどうかと提案している。
◯「過去の重力」よりも「未来の浮力」へ
関沢氏は、未来の浮力の事例をいくつか紹介している。
- 駅構内:個室ボックスが移動中の仕事場。診療所を作れば心身に不安になる人に救いになり、鉄道の人身事故を減らせる
- 廃校:自然を生かして学区外の学童を受け入れ特認校として生き残れる
- 東京国立近代美術館:所蔵作品を活用して社会人にワークショップを開催
- コレド室町テラス:台湾の著名な書店は書籍販売以外に料理教室や雑貨店やイベントを開催
- コードレスクリーナー:使用後、空気清浄機として
- 光触媒技術:脱臭・除菌機能を持つ発光ダイオード電球
など、老朽インフラを修復しつつ、眠っていた埋没価値を発掘し再活用することも創造的な行為である。「過去の重力」よりも「未来の浮力」に目を向けることを勧めている。🌍🌎🇯🇵💡
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