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2019.10.21    日経産業新聞の記事「眼光紙背:コンビニへの重い期待、再考を」から

日々の備えをしておくことが持続的社会への貢献

 コラムの著者は、東日本を襲った台風19号など大型台風の襲来に備えて、スーパーやコンビニ、ホームセンターが賑わい、品切れ状態になったが、そこに過度な近隣店舗、特にコンビニへの期待があることを問題視している。

◯おにぎりや総菜などは約8時間在庫のコンビニ

 コラムの著者は、防災のために自宅に備蓄するのは重要だが、それを在庫を極力減らすことが使命であるコンビニエンスストアに求めるのは問題があるとしている。日本の小売業は、商人道の鏡のようにライフラインとして評価が高く、「お客様のために営業を続けないといけない」「商品がなくても店に明かりがあるだけで地元のお客様は安心してくれる」といった店主が多いという。しかし、消費者側もコンビニ業界への過度の期待は禁物だという。経営効率を上げるために最小限の在庫量しか持たない業態であるために、おにぎりや総菜などは約8時間の在庫だという。そこに一気に今回のような需要が高まると商品はすぐに底をつく。

備あれば憂いなしの諺にあるように、生活者は、日々備蓄や備えをすることで持続的な社会が作れるのではないか。24時間営業の問題もそうだが、コンビニへの接し方を再考しないではすまない時期にきている。🍙🍞🧴📱🖥📖🗞🌃🏢💡🔎⚡️happy01🌎🎓🇯🇵🏪

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