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2019.10.10    日経産業新聞の記事「眼光紙背:サウジ炎上、笑ったのは誰?」から

憶測をうむサウジアラビアの石油施設攻撃事件

 コラムの著者は、前代未聞の破壊活動でありながら、未だ全容が見えないこの事件を考察している。

◯欧米やインドでは民泊、子守、美容、清掃、写真、翻訳などで実績

 この事件の全体像が見えないのは、動機が絞り込めない点にあるという。推理小説的に考えると、

  • 燃料商売で財を成した富豪(サウジアラビア)に
  • 賊(犯行声明を出したイエメンの武装勢力フーシ派)が押し入り火を放った
  • 犯人は名乗り出たが、供述には疑問がある
  • 富豪を支える街の有力者(米国)も商売敵(イラン)が黒幕と睨むが追求の矛先はどこか鈍い
  • 富豪の家にも問題がありそうで
  • 騒動を遠くで眺めている男(イスラエル)もいる

といった状況とキャスチングである。

今、経済制裁に苦しむイランから見れば折角の緊張緩和ムードを覆す攻撃は得策ではない。米国は、イランの犯行と主張しているが、米大統領選があって武力行使には慎重な状況である。ただ、サウジアラビアにとって、この事件は、頼みとする米国のイラン政策が腰砕けであることが浮き彫りなった形である。イスラエルも総選挙でイラン脅威論を声高に言える状況となった。これは本当に偶然の事件なのか? 🚢⚓︎🚁🚀📱🖥📖🗞🌃🏢💡🔎⚡️happy01🌎🎓🧒🇯🇵🇺🇸🇸🇦🇮🇷🇮🇱

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