【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ディープテック、日本は出遅れ」から
2019/09/16
2019.9.12 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:ディープテック、日本は出遅れ」から
残念ながら日本のプレゼンスは低い
コラムの著者 近藤 正幸氏(事業創造大学院大学教授)は、イノベーションでの破壊的なソリューションを生むが目標達成までに多くの時間や労力、経済力が必要なディープテックに日本のプレゼンスが低いことを指摘している。
◯技術力もあるのにグローバル連携に弱い日本
最近注目されているディープテック・イノベーションについて、フランスのNPO法人ハロー・トゥモロウによれば、
- 独創的で、
- 知的財産権によるか複製困難な技術/科学の進歩を核とし構築され、
- 破壊的なソリューション
としている。このNPOは、ディープテック・イノベーションの活用を加速させ、世界の困難な課題に解決を与えること使命に活動しているという。
ディープテック・イノベーションのVBは、一般的に、
- IPOするまで長い時間かかかり、
- 多額の投資が必要であり
- 技術的なリスクや複雑性があり
- ビジネスになる応用がなかなか見つからない
といった課題があるという。具体的には、2019年の報告書に、先端材料、人工知能、バイオテクノロジー、ブロックチェーン、ドローン/ロボット、光工学/電子工学、量子コンピューティングの7分野であるという。日本企業も得意とする分野もある。ところが、ディープテックの企業の分布をみると、トップ5は、米国4198社、中国・香港・マカオ・台湾746社、ドイツ455社、英国435社、日本363社であるが、米国が圧倒的に大きく日本は4.2%と思ったよりも少ない。
日本は技術力もあるのに、もっと国際的なプレゼンスを上げてディープテックによる世界の課題を解決するソリューションを率先して提供してほしいと願う。🔧💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎
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