【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:イタリア発のユーロ危機の恐れ」から
2019/06/24
2019.6.19 日経産業新聞の記事「眼光紙背:イタリア発のユーロ危機の恐れ」から
イタリアの副首相の動きが懸念材料
コラムの著者は、5月に開催された欧州議会選挙に注目し、欧州理事会と同等の権限を持つ欧州議会の勢力がはらむ危機について語っている。
◯極右政党がうむ経済分離
今回の欧州議会選挙の争点は、テロ対策と移民問題で、背景に反EUの極右政党の台頭である。その勢いのままでEU分断がさらに加速されるとの見方であったが、フランスとイタリア以外は意外に振るわない結果となった。
結果として、マクロン仏大統領のリベラルと環境保護派グリーンが議席を増やし、リベラルはEU改革を、グリーンは気候変動対策を推進することになるという。
懸念材料は、イタリアの極右政党イタリア同盟党首で副首相のサルビー氏の動きだという。EUとの合意を無視し、減税と新財務省証券の発行を計画していることである。新財務省証券は債務返済ばかりか、市民の納税にも使えるので新通貨の発行と同様の機能を持つ。ここにユーロに対する危機をはらんでいる。🏢💡🔎⚡️🌏🏡👝🇩🇪🇫🇷🇮🇹
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