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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:モノの存在と形、ミクロ・マクロで違う答え」から

2019.3.22  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:モノの存在と形、ミクロ・マクロで違う答え」から

どんどん小さくなると境目がわからなくなる

コラムの著者 筒井 泉氏(高エネルギー加速器研究機構・准教授)は、量子力学でおなじみのミクロとマクロの視点について語っている。

◯時間とともに揺らぐ粒子

 日本は海に囲まれ多くの海岸線をもつ。地図をどんどん拡大すると、海岸線はさらに細かい曲線となる。地図ではこれを海と陸との境目としている。厳密には潮の干満があるので海岸線の位置や長さを正確に決めるには日時を定めた上で行う必要があるだろう。波打ち際の境界を拡大して測ることになるが、濡れた砂粒を取り巻く海水の一体どこに本当は境界があるのか決めようがない。すまり、あまりにも対象に接近すると、かえって海岸線の位置や長さは曖昧になり、定かではなくなる。

この海岸線の例と同様に、われわれの身の回りにあるモノはその境界線を実は厳密には境界があるのではなく、時間とともに揺らいでいる。さらにミクロの世界にはいると基本粒子そのものの存在ですら怪しくなっていく。

ミクロの世界を支配する量子力学は、「測定されていないものは存在していると考えてはならない」というテーゼがあるという。アインシュタインが「月は眺めている間だけ実在している、などということを信じられるか」とつぶやいて理解に苦しんだ、ミクロの世界の根源的な不確かさである。だが、われわれの目にはモノは確たる形を持って存在しているように見えるし、海岸線の存在も疑問の余地はないようだ。その理由は、われわれがこれらの対象をマクロなスケールでみるか、ミクロで見るかで答えが違ってくる。💻📘🔧🏢🏠📖🎓⚡️🌏happy01🌏💡

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