【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:折り畳みスマホが映すもの」から
2019/03/25
2019.3.22 日経産業新聞の記事「眼光紙背:折り畳みスマホが映すもの」から
1990年代は日本メーカーの携帯が先行していたが
コラムの著者は、スマートフォンが折り畳みになるというサムスン電子やファーウェイの製品情報を聞き、かつては日本メーカーも携帯電話で挑戦した技術について触れている。
◯技術的難関はヒンジ部のケーブルの断線対策と耐久性の向上
サムスン電子やファーウェイのスマートフォンは画面が山折り、谷折りの差異はあるものの、広げればタブレット並みの画面となる。価格が今のところ高く普及には疑問視されているが、商品開発に不可能はないと思える動きである。
一方で、日本メーカーも携帯電話に折り畳み式を進化させたのは1990年代であった。十数社が参入し、新規性や高機能を競うlことになり、結果として出てきたものである。突破すべき難題は、ヒンジの部分の耐久性の向上と配線の損傷を防ぐことであった。大手電機メーカーからヒンジを請け負った中小企業も加工技術に挑戦することで突破した。
それから20年ほど経った現在、日本でスマホをつくるメーカーは数社に減り、日本初の技術はほとんどなくなってしまった。その原因は、コモディティー化する商品を徹底的に避け、ニッチに逃避する習性が定着してしまったからである。たとえ、コモディティーであっても市場の主導権を握るか、ハイエンドでブランド力を持てば利益が生み出せるが、日本企業はその気概も失ってしまった。🏢📈💡🔎⚡️🌏🇯🇵📱
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