2019.2.26  日経産業新聞の記事「眼光紙背：はやぶさ２の成功は出発点」から

今や米中がリード、小惑星探査では日本がわずかにリード

　コラムの著者によれば、日本の小惑星探査はわずかに他国をリードしているが、宇宙開発では米中の大国がリードしているという。

◯小惑星探査は科学的成果のみならず、水や金属の資源開発も期待

　日本の探査機「はやぶさ２」が小惑星「りゅうぐう」へ着陸に成功したという。2020年に予定されている地球への帰還が楽しみである。

ただ、この成功もこれからが正念場であるという。世界的にみれば宇宙開発は、中国が急速に台頭し、リードしてきた米国に迫ろうとしている。月探査に限れば、１月に世界初の月の裏側に探査機を着陸させた中国が今や先頭にたっているとも言える。これに対して米国は2028年に再び月に人間を着陸させる計画を打ち出した。そんな中で日本がどのような存在感を示すかが課題であるという。そこで不可欠なのは難しい小惑星探査の独自の技術や経験だという。

小惑星探査は科学的な成果のみならず、水や金属の資源開発の要素もあるという。ここで慢心せず投資を続け、米中の後塵を拝してはならない。🚀🌙⭐️📰💵💴💻📈💡🔎⚡️🌏🇺🇸🇨🇳🇯🇵