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2019.2.22  日経産業新聞の記事「西川英彦の目:価値連鎖、イベント再考に意義」から

ブーム終了後もブランド化を継続

コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、カシオ計算機のGショックのマーケティングでブームが終わった後もブランド化に貢献した同社のイベント「ショックザワールド」について語っている。

◯ブランド価値の伝達と共感を生み出す仕掛け

 西川教授によれば、価値連鎖のイベントがロングセラーブランドを再活性化させる可能性をGショックの「ショックザワールド」で示している。

Gショックは「落としても壊れない時計をつくる」という開発者の信念から1983年誕生。90年代に若者間で空前のブームが起こり、90年代後半にブームが終結したという。携帯電話の普及が若者に時計離れを起こした。

そこで同社の上席執行役員である樫尾隆司氏は、ブランド価値の伝達と共感を生み出す仕掛けとして、ショックザワールドを考えたという。その構成は2部構成である;

  • カンファレンス;ブランドの発信

コンセプトの「タフネス」や開発ポリシー、製品・技術・デザインを説明。サーフィンやBMX、スノーボーダーなどトップアスリート達をアンバサダーとして想いを伝える

  • ライブイベント;若者の共感やつながりを醸成

各国の若者文化を代表するアーティストたちによるライブを実施。ブランド価値の背景にある世界観を訴求する

こういったイベントに流通やメディア担当者を招待。ファンになってもらうことで店頭やメディアを通じてファンが語り、ファンを創るという構造をつくりあげた。2008年以来、東京をはじめニューヨーク、パリ、ベルリン、香港、上海など約70カ国で開催した。ラインナップも強化し、従来の顧客向けにも高級機種も発売、専門店への販売も強化した。こうして出荷額はピーク時の600万台を大きく超える1千万台が出荷、約120カ国で販売された。⌚️🎓🏢📈💻🔎⚡️🌍happy01 

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