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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:日本が数学の実力国に、『リテラシー』積み重ね存在感」から

2019.1.25  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:日本が数学の実力国に、『リテラシー』積み重ね存在感」から

ビッグデータの時代に役立つ歴史的蓄積

 コラムの著者 志村 幸雄氏(技術評論家)が触れるのは、平成最後の正月を祝うかのような「和算絵馬」の出現である。

◯江戸時代の算聖と称される関孝和も「リテラシーの積み重ね」

  志村氏によると、和算絵馬は算額と絵馬の組み合わせで、算額は、例えば奈良・東大寺に「大仏が肩まで風呂に浸かるにはどれだけのお湯が入る湯船が必要か」といった算額と呼ばれる絵馬を掲げ、観光客の人気を集めているという。

絵馬と算額は別物であるがともに社寺に掲げられるもので、全国に千枚あるという。人々はそれを目にしては、その解法を議論したり、解答を導き出したりしたという。読み書きの基礎能力は「リテラシー」と表すが、それを地でいく対応である。その効果は、江戸時代に「算聖」と別称される関孝和を生んだ。関はニュートンやライプニッツとは独立で微積分法を生み、円周率を「円理術」として導出した。

このような歴史的蓄積は、ビッグデータの時代、日本をインドなどと並ぶ数学の実力国に押し上げたことは否めない。今も、物質の最小単位を「ひも」とする「超紐理論」の大栗博司氏などが築き世界の数学界を牽引している。リテラシーの積み重ねが大樹となった好事例である。🔷🔢🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01🇯🇵

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