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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『安くなった』日本を直視せよ」から

2018.12.21  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『安くなった』日本を直視せよ」から

未だ経済大国二位の感覚でいる日本

 コラムの著者は、国内外の物価や経済の感覚が過去とは違ってきていることを示唆している。

○訪日外国人が増えるのはコスパの良さ

 海外出張が多いビジネスパーソンや研究者から最近よく「日本は安い」ということを聞くという。典型的なものは食事で、米国などはここ数年、レストランなどの価格が上昇し、日本は相対的に安いと感じるという。

一人当たりのGDPでみても国際通貨基金の統計でも2017年の日本は25位で2000年の2位から大きく後退した。この間、首位を守ったルクセンブルクが一人当たり名目GDPを2倍以上に増やした一方で、日本はわずかに減少しているという。

この「安さ」が良い方向に働いたのが訪日外国人の増加である。おもてなしなどの質が評価されたとはいうものの、実は「安さ」が的を得ており、コスパの良い国なのだろう。

逆の方向で、外国人労働者から見れば、来日は不利になるかもしれない。改正出入国管理法を巡る議論では、外国から日本に来てくれるのが前提であるが、働く側の視点でみると、稼ぎやすい国に行くのが当然であろう。日本はまだ2位であったころの経済大国の感覚でいる点がおかしい。🍴🍞💡🔎⚡️happy01🌏🇯🇵

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