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2018.10.2  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:発明と発見、『するつもり』の姿勢で」から

はじめから発明や発見をするという思いがなければならない

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)の経験から発明と発見のステップを紹介している。

◯和田教授式の発明、発見のステップ

  和田教授の小学3年生の夏休みに発明家エジソンの伝記を読み発明家に憧れたという。同時期にリヴィングストンのアフリカ探検記を読んだが、探検家にはなりたいとは思わなかったという。すべての人に当てはまるわけではないが、何れにしても、幼少期は発明家や探検家に憧れる。

和田教授は大学卒業後ずっと理学部で研究をしていたから、幾つかの国際論文と、それに関連する発明や特許も出したという。ただ、ここで重要なことは、発明も発見もはじめから「発明するぞ’」、「発見してやるぞ」という気構えがなければならないという。その後は、和田教授は自らそのプロセスをつくり磨いていったという。

▲和田式発明のステップ;

  1. 新規アイデアの探索
  2. 社会ニーズの把握
  3. 社会ニーズに含まれる暗黙知の形式知化
  4. 情報要素の分類・整理関係付け
  5. 諸要素から全体構造の構築
  6. その解決となる新過程で発明を生む

▲和田式発見のステップ;

  1. 事象の観察、情報の定量的収集
  2. 情報が持つ暗黙知の定性的および定量的形式知化
  3. それと同時に情報諸要素の分類、整理、相関の検討
  4. 情報諸要素から「全体構造」の構築
  5. その過程に現れる、全体を構成している未知要素の発見に至る

以上、和田教授の参考ステップである。🔧🏢🏠🎓📖⚡️🌏happy01

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