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2018.9.28   日経産業新聞の記事「眼光紙背:トランプ大統領の醜聞」から

「フェイク」で切れないロシア疑惑

コラムの著者は、11月に中間選挙を控えているドナルド・トランプ大統領のスキャンダルが、政権の混乱以上に問題なのがロシア疑惑だと指摘している。

○他国との疑惑で成り立つ政権はありえない

 トランプ大統領自身は、「フェイク」と切ってしまうメディアのスキャンダルは、ある意味で、大統領の資質や能力に疑惑がある程度で政権本体は揺るがない。なぜなら政権は多くの高官で形成されているからである。

しかし、その高官がモラー特別検察官によるロシア疑惑捜査の対象であれば問題は「フェイク」で済まされない。告訴された元選挙対策本部長、マナフォード氏とトランプ大統領の元個人弁護士コーエン氏の二人が、罪を認めて司法取引に応じたからである。マナフォード氏は脱税とロシア情報筋と関係が深く、コーエン氏も違法な選挙資金の使用やロシアビジネスに関わるという。もし、ここでロシア共謀疑惑やロシアビジネスの資金洗浄への関与があるとなると、フェイクでは済まされない。🗼📰📖🌕💡🔎⚡️🏢happy01🌏

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