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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:明治スプレッタブル、『テーブルに広がる』バター」から 

2018.10.10  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:明治スプレッタブル、『テーブルに広がる』バター」から

マーガリンやソフト系バターと違う用途を追求

コラムの著者 岩永 嘉弘氏(ネーミング&コピーライター)が興味を抱いたのが、明治の「明治スプレッタブル」で、そのネーミングマーケティング戦略が見えるという。

○SPREADとTABLEの造語

 初対面では、「SPREAD」に見えるが、よく見ると 「SpreaTable」とDがTに変わった、広げたテーブル?の造語だという。伸びるバターという意味かなと注意を引く。伸びるからには、柔らかいと想像できる。でも、すでにマーガリンがあるので今更と思ってしまう。だが、恐るべし。ネーミングの後半であるテーブルがくせもので、「パンに塗るだけでなく様々な料理への使用にも適しています」という。既存のソフト系バターには脂肪分が少なく、加熱には適さない。ところが、この商品は、バターとクリームチーズ、菜種油が主体で熱に強い。つまり、料理が展開できる。

クリームチーズが入ったことで、バターの新しい活用範囲を広げた。よく知られるマヨネーズのようにいろんな食材に使ってしまう。ここに新しいレシピの登場が考えられる。そこは、まるでテーブルに広がったバターです、と宣言しているようにも見えるという。まさに商品の企画の狙いをオーソドックスに表したネーミングだと、岩永氏は好感を持っている。🍞🍴🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🍞

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