【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:原子力ムラの本音と行動」から
2018/09/01
2018.8.29 日経産業新聞の記事「眼光紙背:原子力ムラの本音と行動」から
福島第一原発の同型推進のムラ仲間の行動は
コラムの著者は、東京電力、中部電力、日立製作所、東芝の電力会社と原子炉製造メーカーの4社が原子力事業の再編の検討に入ったという報道を通じて、今後のこのムラ仲間の行動について触れている。
○建設費を負担してまで事業化するムラ仲間はいない
この4社が推してきたのが、沸騰水型軽水炉(BWR)で、福島第一原発と同型である。再稼働が今も実現してはいないタイプである。一時は輸出への期待があったが、日立が英国で手がける原発は建設費が高騰し、目処が立っていない。
海外では、BWRではなく、加圧水型軽水炉(PWR)が主流で、将来性はないと語る専門家もいるという。政府の掲げるエネルギー基本計画では2030年度に原発の電力比率を20から22%にするというが、再稼動も含め、新設も必要であるという。今新設が可能なのは、青森県東通村で東北電力の東通原発があり、東電も新設している。となると、ムラ仲間の4社の動きも、ほぼ不可能な輸出や新設を念頭に入れると、その行動も変わる。原子力は安価な電源と看板を下ろしていない政府や電力業界が本音はかなり異なる。🕛📈🌕💡🔎⚡️🏢🌏
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