【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:食の消費、インスタ映えの次は」から
2018/08/30
2018.8.27 日経産業新聞の記事「眼光紙背:食の消費、インスタ映えの次は」から
江戸時代から現代まで発展してきた食のファッション化
コラムの著者は、畑中三応子著「ファッションフード、あります。」が5年前に出版されて以来、日本独特の食のファッション化は発展を続けていると語っている。
○日本独自の文化現象
同著の帯では、「『食』は誰でも参加できるポップカルチャーになった!」とあったとコラムの著者は述べている。確かに江戸時代のすしや天ぷらに始まり、食べ物が情報や風俗、カルチャーとして次々と消費されるのは、日本独特の文化現象だと畑中氏も説いているという。訪日外国人の食の体験が好評なのも、日本独自の魅力かもしれない。
食のファッション化の背景は、
- 生活者の経済力の高さ
- 新しいもの好きな国民性
- 明治以後や戦後に欧米の食文化を輸入し発展させた
- SNS映えで人気を左右、中身より外見や付属情報が持てはやされるポップカルチャー化
があるという。
今後は、畑中氏によれば、
- 東京五輪に向けた国策としての和食人気
- インスタ映え優先が飽きられ、地味な食べ物が受ける可能性
- 視覚重視そのものが終わり、物語重視に回帰する
というものだそうだ。さて、身近なテーマである食関連のトレンドは消費トレンドも引っ張る傾向にあることから注目される。🍤🍣🇯🇵💻🕛📈🌕💡🔎⚡️🌏
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