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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「西川英彦の目:先端技術と共創、目的と手段、考察大事」から

2018. 5.18  日経産業新聞の記事「西川英彦の目:先端技術と共創、目的と手段、考察大事」から

目的のために手段を考え、その手段のための手段と発想の連鎖が生まれる

コラムの著者 西川 英彦氏(法政大学経営学部教授)は、一見ハードルが高そうな先端技術をもつ組織との連携でも、目的と手段で発想のすれば連携ポイントが生まれる事例をJAXA(宇宙航空研究開発機構)で紹介している。

◯佐賀県の茶葉の製造に欠かせない人工衛星の撮影画像

 佐賀県の「衛星の恵み・うれしの茶」では、高品質の茶葉の製造に人工衛星の撮影画像が使われた。茶の甘みを決める成分をもつ茶木の選別に、画像から分析し、最適な摘採時期を特定できた。

JAXA以外に漁業情報サービスセンターのソフト「エビスくん」では、人工衛星による海水温や海上の風などのデータにより漁場を探査。多くの漁船が、このデータをつかっているという。

発想のポイントとして、西川教授は、宇宙服を例に取り上げている。

宇宙服は、

  • 呼吸ができる
  • 圧力を保つ
  • データをとる
  • 空気をつくる
  • 宇宙環境や観測データの利用

がでてくる。一般の企業ではどのポイントで共創するか想像しにくいかもしれないが、これらの機能を分解すれば共創するポイントが見えるという。

空気を作ることで考えると、「ファン」や「空気循環システム」などの製品や技術に分解される。これを繰り返すと、どこかで共創できることが見える。目的と手段の連鎖で考える発想と言える。🍵🎓💻🔎⚡️🌍happy01 

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