【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:幸之助氏が唱えた『社員稼業』」から
2018/03/11
2018.3.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:幸之助氏が唱えた『社員稼業』」から
選択と集中が仇に?
コラムの著者は、7日に創業100周年を迎えるパナソニックの不調について触れている。
◯トップラインの成長鈍化が暗雲を生んでいる
パナソニックが不調なのは、企業改革も進んではいるが、トップライン(稼ぎ頭)の売上高の鈍化にあるという。三洋電機とパナソニック電工を子会社化した時点では3社の単純合計が13兆円であったが、現在は、7兆円強でトップラインはほぼ半減した結果となっている。
新規事業を生み出す「成長」ではなく、身を削る「リストラ」で利益を捻出してきた結果と言える。いわゆる「選択と集中」という呪文が大手電機メーカーに広がったが、結果、「敗北と敗退」にすぎず、企業は撤退戦で生き延びてきただけにすぎないという。
創業者の松下幸之助氏が晩年、「社員稼業」を唱えていたという。社員稼業とは、社員一人ひとりが独立経営隊の主人公で経営者であるというもの。与えられた業務のみ遂行するサラリーマン根性とは対極である。同社の命運も社員稼業への目覚めが必要と、コラムの著者は厳しい。💴💻📺🏢🔍💡⚡️🌍
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