【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『サンドボックス』は実を結ぶか」から
2018/02/14
2018.2.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『サンドボックス』は実を結ぶか」から
当事者意識のない政策では実は結ばず
コラムの著者は、日本政府の政策で、最もイノベーションしやすい国を目指し、日本でも「サンドボックス」という規制のあり方の課題について語っている。
◯仏作って魂入れずでは?
コラムの著者がいうには、サンドボックスを取り入れるということ自体は問題視しているわけではない。むしろ歓迎しているが、導入しても名前ばかりで結実しないのではないかと危惧している。
もともと、子供の砂遊びのように「面白そうなことはまずやってみよう」というのがサンドボックス制度の考え方である。英国金融界で2014年、ICTを駆使した革新的な事業を支援・試行したのが始まりだと言われている。規制緩和の新手法に位置付けられ、政府の「未来投資戦略2017」に盛り込まれ、経済界も早期実現を望んでいる。
問題は、その制度のコピーだけで、当事者意識なしで、政策推進を行えば、世界的なレベルでの結実は難しい。海外のすぐれた制度を学び、日本の発展につなげることは悪いことではない。問題は、「海外でうまくいっているからまねてみよう」という発想から脱却しているだろうか?自発的に新しい仕組みを生み出すことが本来ではないのか。🔍🔬🎓💡🏢⚡️🌍
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