【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:理工系女性少ない日本、東南アに見劣り育成工夫を」から
2018/01/24
2018.1.16 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:理工系女性少ない日本、東南アに見劣り育成工夫を」から
OECD調べでも加盟国平均以下の女性比率
コラムの著者 近藤 正幸氏(東京電機大学特別専任教授)は、ミャンマーでの工科大学での講演を通じて東南アジアでの理工系女性の進出が目覚しいことについて触れている。
◯必要な女性エンジニアの育成
近藤教授は、同国での講演会を通じて女性のプレゼンスの高さに驚いたという。
ミャンマーのタンリン工科大学は学長を始め教員の4分の1、学生の半数が女性だそうだ。ミャンマーだけでなく、フィリピン、マレーシア、タイでも工科系の大学を訪問しても女子学生の比率が高い印象があるという。実際にOECDの「図表でみる教育2012年」の大学・大学院卒業者の工科系に占める女性比率をみると、
- インドネシア;51%
- フランス;30%
- 米英独;22〜23%
- 日本;11%
- 加盟国平均;27%
と最低ラインだという。
日本では一般的にエンジニア不足が懸念されている。特に人工知能やIoTなどに関連した情報技術者が不足している。情報技術分野は在宅勤務が可能な面があり、比較的女性に向いていると考えられている。経済産業省が2016年に実施したIT人材の活用・確保に向けた方策の取りまとめに「より多様な人材の活躍促進」があり、シニアと外国人と並んでトップに女性をあげている。となると、小中高の段階から理科や数学に興味を持ってもらう必要があろう。女性が活躍するのは本人はもとより、日本のためにもよいことであろう。🔎🔧🚹🚺🎓👓⚡️🌍
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