【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:工事説明書、3Dで安全に配慮」から
2017/11/01
2017.10.30 日経産業新聞の記事「拡大鏡:工事説明書、3Dで安全に配慮」から
業者向け工事説明書から一般ユーザ向け取扱説明書に大胆な改訂で改善進む
コラムの著者 高橋 慈子氏(テクニカルライター)が今回取り上げるのは優れたマニュアルを表彰する「日本マニュアルコンテスト2017」で最優秀賞を勝ち取ったパナソニックの「エネファームコジェネレーションシステム工事説明書」にふれている。
◯作業員の安全や効率化に貢献
最優秀賞に輝いた工事説明書は、一般ユーザー向けの取扱説明書を意識したもので、大胆な改訂と改善を試みているという。
- 工程全体を俯瞰できる3Dでの図解説明を追加→見やすさの向上
- 情報を整理してグルーピング化 →探しやすさの向上
- 「安全上のご注意」→適度な余白を用いて読みやすくし、イラストを追加してやるべきこととやってはいけないことを明確にした
従来の平面的なイラストを3Dかする効果は大きく、わかりやすく、しかも、効率的に作業ができると好評だという。また、現場の声として、必要な作業のページだけを持っていくといったことから、見開きから単ページに変更した。これによって、工事説明書の改善・進化が高生産性社会に貢献できると、表彰時のメッセージが表明されたという。マニュアルが製品に関わる作業者の安全と効率的で適切な作業を支えることにつながると言える。📔💡⚡️🏠🌍
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