【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:価格弾性値の勝負」から
2017/09/05
2017.9.1 日経産業新聞の記事「眼光紙背:価格弾性値の勝負」から
価格戦略の鍵
コラムの著者は、人手不足の中で消費関連企業の対応が異なることを価格弾性値の違いで触れている。
◯価格の変化が売り上げにどれくらい跳ね返るかをみる価格弾性値
値下げ組は、イオンやイケヤ;
- 大手スーパーのイオンは一部の食品や日用品の価格を10%引き下げた。
- イケヤ・ジャパンは来年夏まで全体の約10%の商品を平均22%値下げした。
一方、値上げ組は、
- 居酒屋の鳥貴族は10月から全商品の価格を280円から298円に
といったように対応が分かれてる。
価格弾性値が大きい場合、値上げが売り上げに大きく影響を与える。価格弾性値が小さい場合、値上げの売り上げに対する影響は小さくなる。例えば高級ブランド品などがこれに当たる。
安いだけが取り柄であると、値上げをすると市場を大きく失うリスクがあるが、サービスや商品の品質が信頼されると売り上げ減の影響が小さい。価格弾性値の大きな商品は追従値下げされると厳しくなる。結局、価格戦略の鍵は、他社と商品との差別化で、違いが明確であれば価格弾性値は小さくなる。💴💰⚡️🌍
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