【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマホ、見習いたいソフトの工夫」から
2017/09/06
2017.9.4 日経産業新聞の記事「拡大鏡:子ども用スマホ、見習いたいソフトの工夫」から
ハードの性能は少し劣るがソフト、サービスは卓越
コラムの筆者 田中 雄二氏(ITジャーナリスト)は、トーンモバイルが販売している子ども用スマートフォン「TONE m17」について子ども用として特化することでソフト、サービスが卓越していることについて語っている。
◯独自路線のスマホに今後も期待
同製品は、「子どもに安心して使わせられる」というユニークなコンセプトの製品で注目されているという。親がもつスマートフォンやPCから子ども用のこの製品に対して、様々な情報の確認や利用制限ができるようになっているという。
- 位置情報;子どものスマホの現在位置の把握はもちろん、予め指定した場所に移動したとき、自動で通知が親に届くようにできている。さらに、親が子どもにこの場所でスマホを使わせたくないといったときのため、自動的にロックできる。
- 利用時間:指定した時間以外はスマホをロックできる
- アプリケーションの制限;アプリごとに利用可能な時間を指定できる。アプリを追加する際には、親の許諾が必要。
といった具合で、面白いのは、「親子の約束」という機能で、専用用紙に、アプリの時間、使用可能アプリを記入し、それをスマホのカメラで撮影すると、自動的に子どものスマホが設定されるといった機能である。子どもと話し合いながら、納得の上で、機能制限を掛けるといyた想定である。
ハード自身は、他のスマホのよりも多少劣るが、子どもに持たせるには十分な性能がある。ソフト、サービスを含めて工夫することで、独自の持ち味をだそうという戦略である。:📱💡⚡️
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