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2017.4.14  日経産業新聞の記事「TechnoOnline: 光散乱、青空や白い雲も説明可能」から

光が当たった粒子の大きさで変化

コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、私たちが日常みている青空や白い雲、夕焼け、朝焼けの色について語っている。

◯酸素や窒素の分子では散乱は起こらない

和田教授によると、日常みている青空や白い雲、夕焼け、朝焼けの色は光の散乱によるという。光の散乱とは、光が波長と同じ程度の大きさの粒子に当たって進行方向を変える現象だという。

空が青く見えるのは、光の波長より小さな粒子による「レイリー散乱」であるという。太陽からの光が、ちりや空気の密度の揺らぎで短波長な青色が赤色より散乱されやすく青く見える。ただ、酸素や、窒素の分子による均一な気体では散乱は起こらない。夕焼けや朝焼けは太陽光が大気層に入射するとき、厚い空気の層で紫や青色は大部分散乱されて、赤い光を多く含む光が目に入ることになるという。🌈⛅️☀️💡🌎happy01

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