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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:高級パスタ『レガーロ』こだわり原料で食感追求」から 

2017.4.20   日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:高級パスタ『レガーロ』こだわり原料で食感追求」から

気分の高まっているシーンを想定

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、本格的である高級パスタのブランドを育てる日本製粉の狙いについて触れている。

○日常感の追求と子供と親を対象とする「オーマイ」ブランドと分離

同社が進める高級パスタブランド、「レガーロ」は、2月下旬の出荷以降、スーパーなどの仕入れ部門で好評で売り上げ上々であるという。現在、国内のパスタ市場は冷凍食品やコンビニエンスストアでの販売が好調だという。しかし、時短ニーズの押され、乾燥パスタの販売額は頭打ちであるという。

日本製粉は、さらに市場を分析し、高級ラインの乾燥パスタというカテゴリーにこれまで業務用であったレガーロを改良し、家庭用商品への展開を図った。

原材料にもこだわり、弾力性に優れた食感を実現。パスタソースも、イタリア料理店で本場の味を知っている消費者に対してイタリアの本場の味を再現した。また、従来の日常感の追求と子供と親を対象とする「オーマイ」ブランドとはカテゴリーを分け、誕生日などの晴れの日に利用する40歳代から50歳代までの女性をターゲットにしたパスタと位置付けた。

広告も従来の料理雑誌ではなく、女性ファッション誌を中心に出稿してパッケージも高級感を出した。同社担当は、「レガーロ」をこれから20〜30年のブランドとして育てるとの意気込みだ。🇮🇹🍝cafehappy01

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