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2017.1.23    日経産業新聞の記事「眼光紙背:悲しい社史つくらぬために」から

「山一証券の百年」から読み取る

コラムの著者は、四大証券の一角であった山一証券が破綻した1997年の後に発行された「山一証券の百年」を通うじてその頃の課題が今どうなっているのかについて触れている。

◯グローバル資本主義の起源

コラムの著者は、1997年は先の山一証券だけではなく、北海道拓殖銀行の破綻など最後は国が何とかしてくれると思ったいたことが木っ端微塵に吹き飛んだ年であったという。以後、グローバル資本主義が日本企業を席巻し、企業は自己の裁量で乗り切るしかない状況となった。

その後の企業活動はどう変わったか。

経済統計が示すように、企業は、身を守り市場と向き合った。一方で人件費は横ばいのままでリストたは当たり前となり、企業と従業員は感情より勘定で結ばれることになった。過重労働問題の電通、経営危機が終わらない東芝と、当時より良い状態とは決して言えない。企業の経営者は成長戦略だけでなく、規律ある経営かどうかも問われることになってきたからである。

自社の社史に悲しいものを残さないためにも、経営のブラシュアップは終わらない。🌎🏢😃

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