【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:有機ELテレビ、液晶に勝つか」から
2017/01/25
2017.1.23 日経産業新聞の記事「拡大鏡:有機ELテレビ、液晶に勝つか」から
国内市場で今年は注目の二方式
コラムの筆者 山之内 正氏(AV評論家)は、国内テレビ市場の動向について、有機ELか、液晶かといった方式の違い、特徴で市場がどうなるか、今年は目が外せないという。
◯有機ELは生産ネックあり
さて国内テレビ市場で山之内氏は以下のように捉えている;
有機ELテレビ | 液晶テレビ | |
画質 | 高いコントラスト | 明るい |
薄さ | 薄くしやすい | |
周辺技術 | 開発途上 | 熟成 |
価格 | 高価 | 価格安定 |
画面の大きさ | 特定サイズ | 小型から大型まで選択肢が広い |
視野角・応答 | 視野角が広く応答が速い | 視野角が狭く応答が遅い |
といった状況で、当面はどちらも一長一短で二者並立の状況が続きそうだという。
有機ELに関して言えば、画質が評価されて支持をえるか、割高という評価で様子見状態かが予測しにくいという。また、事実上供給がLG一社である点も供給の課題が出てくる可能性もある。
また、機能的な差はないため、映像エンジンをどう実現するかで差別化になるかも課題だという。逆にメーカーの腕の見せ所かもしれない。🎵
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