【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:日の丸コンテナ船の航路」から
2016/11/08
2016.11.4 日経産業新聞の記事「眼光紙背:日の丸コンテナ船の航路」から
日本郵船、商船三井、川崎汽船の邦船3社が統合
コラムの著者は、この統合が、半導体業界、液晶業界の顛末を繰り返さないかどうか危惧している。
◯日本の定期貨物船事業がついに1社に
競争原理は市場の特徴とはいえ、かつては10社以上が競合した日本のコンテナ船業界で、1社に集約されるのは象徴的である。
英国もかつては7つの海を支配するとは言われたが、英国の商船隊は見る影もなく没落し、今では目ぼしい海運会社も残っていないという。そういった意味で大きな英断である。
しかし、問題はこれからで、国内勢だけでまとまることでグルーバル化に勝てるのか、また、銀行再編の時のように、内部の主導権争いでエネルギーを使って、肝心の競争力強化が置き去りにならないか気になるところであるという。
いっそ、新会社はシンガポールなど海外拠点に本社をおき、外国人トップを迎えて経営を刷新し母体3社とは縁を切るくらいの覚悟が必要かもしれない。
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