【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:マーフィーの法則、残念な場面は記憶に残る」から
2016/10/29
2016.10.25 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:マーフィーの法則、残念な場面は記憶に残る」から
複数の可能性のある場合は必ず悪い方が起こる?
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、マーフィーの法則で知られる考えについて科学的な見地から触れている。
◯米国のエンジニア、マーフィーのつぶやきからはじまった?
1977年に「マーフィーの法則」と言う本として出版され、米国でベストセラーとなったこの法則は、1949年米空軍でのある研究で発生した故障の原因調査で、誰かの配線ミスであることを突き止めた。その際に、
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「いくつかの方法があって、1つの悲惨な結果に終わる方法があるとき、人はそれを選ぶ」
といった。この名言を聴いたある人物が、ある集会で紹介したところ、軍内部で知られるようになったという。さらに、各種技術雑誌から一般雑誌・新聞の話題へひろがりブームとなった。日本でもブームとなり読まれた方もいるだろう。
さらに、昔から、
- 落としたトーストはバターを塗った面を下にして着地する→さらに、カーペットの値段に比例する
- 洗車し始めると雨が降る→雨が降ってほしくて洗車する場合を除いて
といった補足がつくという。
しかし、和田教授は、マーフィーの法則で示されているような残念な場面が特に記憶に残ることを原因とする偏見だと科学的には理解されているという。
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